坐骨神経痛~神経根~

 

原則、椎間板ヘルニアは痛みシビレ原因にはなりませんが、唯一の例外がこのパターンです。椎間板がまだ柔らかく弾力に富んだ弱年層に例外的に見られます。

 

ヘルニアが長期間、神経根を圧迫する事で神経根内部の血管から血液が漏出します。その結果神経根内部で炎症が起こり症状が発症します。

 

私の経験では、こういった場合キレイに教科書通りの神経学的兆候が徒手検査にて確認出来るのが特徴です。ただし、こういった場合でも手術の必要は無く患部へのアイシングと患部への負担を減らす施術及び普段の生活指導により改善しますので心配はいりません。

 

 これが神経根の断面図です。内部に細い血管があるのが見えますか?

ヘルニアが長期間この神経根を圧迫すると、内部の細い血管から血液が漏れ出し炎症が起こります。

 

カイロプラクティックではこういった場合、椎間板がヘルニア化してしまった原因をバイオメカニクス異常と普段の生活習慣(多くは不良姿勢)に求めます。

 

まず、背骨・骨盤・筋肉時には内臓にまでアプローチしヘルニアの原因になった物理的ストレスを軽減させます。

こういったイメージでは説明しにくいかもしれませんので、単純に車で考えてみましょう。車には衝撃から搭乗者を守るためのサスペションが存在しますね?

もしサスペンションがきちんと効かなかったら搭乗者はどうなるでしょう?

 

当然、車の走行中の衝撃が直接身体にかかるので体中あざだらけ(笑)

 

これがバイオメカニクスに異常が起こって体を動かすときの衝撃を吸収出来無い状態と考えて下さい。

ようするに椎間板ヘルニアというのは、バイオメカニクス異常により身体のサスペンションが上手く効かず結果的に椎間板が痛んでしまった状態と考えて下さい。

カイロプラクティックによるアプローチは体の弾力を改善し、体のサスペンション機能を回復すると考えると良いでしょう。このバイオメカニクス異常の事を一般的には体の歪みといったり関節のズレといったりするのですね。

 

椎間板ヘルニアの原因は、身体のサスペンション機能の異常とそれを誘発した生活習慣ですから、サスペンション異常をカイロプラクティックで改善しながら生活習慣を改善する事でこの問題は改善および再発防止可能です。

 

多分、整形外科で洗脳されてしまった皆さんはそれでもまだ飛び出てしまったヘルニア部分の存在が気になるのでしょうが、このヘルニア自身も数か月後にはマクロファージという細胞の働きで分解吸収されていくので心配ありません。

 

結局、例外的に発症した椎間板ヘルニア由来の坐骨神経痛でさえそのほとんどは外科手術なしに充分改善可能という事です。

 

 

※ただし、膀胱直腸障害(排便排尿異常)がある場合はすぐに病院で外科手術が必要になります。

 

 

 

 

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